クァルテット・エ クセルシオ メンバー変更のお知らせ
クァルテット・エクセルシオの第2ヴァイオリン奏者 北見春菜は、2025年3月末をもって、クァルテット・エクセルシオを退団することとなりました。
クァルテット・エクセルシオは、新たなメンバーを迎えるまで、当面、第2ヴァイオリンにゲスト奏者を迎えるかたちにて、弦楽四重奏の演奏活動を続けてまいります。この機会を、室内楽を探求する歩みにとって有意義な時間としていく所存です。
北見春菜さん、クァルテット・エクセルシオ、それぞれの今後の活動を引き続き見守っていただければ幸いです。
2025年4月22日
クァルテット・エクセルシオ
認定NPO法人 エク・プロジェクト
<北見春菜さんメッセージ>
エクを応援してくださる皆様へ
この度、私はエクを退団させていただくことになりました。
2019 年 5 月に入団し、この6年間、エクの活動を通し様々な経験をさせていただきました。 入団して間もなくコロナ禍となり、この先演奏活動を続けていけるのか不安な日々が続く中、2020 年 7 月 1 日に公演を再開することができた札幌定期演奏会、そして公演日程を延期しながら実施したベートーヴェンとショスタコーヴィチの弦楽四重奏全曲演奏会は、関わってくださった沢山の方々の想いが詰まった特に忘れられない公演です。2 人の偉大な作曲家の作品を完奏できたことは、何物にも代え難い私の財産となりました。 そして、弦楽四重奏を通して多くの方と出会えたことに幸せを感じています。
西野さん、吉田さん、大友さんにはサントリーホール室内楽アカデミー生の頃から 15 年間、クァルテット奏者としての在り方だけでなく人生の先輩として大切なことを本当に沢山学ばせていただきました。エク・プロジェクトをはじめお世話になった関係者の皆様、いつも温かくエクの活動を見守りご支援くださった皆様にも心より感謝申し上げます。エクでの経験を活かし、次のステップに進んでいけるようこれからも精進して参ります。 また違う形で皆さんとお会いできる日を楽しみにしております。
6 年間、本当にありがとうございました!
北見春菜
<クァルテット・エクセルシオより>
2019年からメンバーとして一緒に活動してくれた北見さんがクァルテット・エクセルシオから離れることになりました。
2020年のベートーヴェンの記念の年では翌年にかけて行った全曲演奏会、ショスタコーヴィチの全曲チクルス、いくつかの重要な録音など、さまざまな活動を行ってきましたが、北見さんが参加してくれた6年間というのは、エクにとって大切な期間であり、演奏の喜びや困難のときを共に過ごした仲間でした。
エクと北見さんとは、今後はそれぞれ別の道へと進んでいきますが、6年間の経験がきっと彼女の糧となっていると信じますし、より輝く道へ歩んで行かれるに違いありません。
どうか、みなさまには、これからの北見さん、そしてさらに続いていくエクの活動を温かく見守っていただけますよう、お願い申し上げます。
クァルテット・エクセルシオ
<エク・プロジェクトより>
わたしたちの大切な仲間である北見春菜さんがエクを離れることになりました。
エクが北見さんを第2ヴァイオリンに迎えたのは2019年でした。ベートーヴェン全曲CD録音の完結、コロナ禍からの活動再開、2020年の記念年におそらく世界で唯一となった有聴衆でのベートーヴェン全曲演奏会シリーズ(&DVD収録)、ラボエクでのショスタコーヴィチ全曲演奏、そして、結成30周年記念の数々の企画。この6年間のエクの多彩な活動のステージ中央には北見さんがいました。
この6年間の歩みを糧に、エクも、北見さんも、また高みを目指して活動していくことでしょう。エクの次なるステップを引き続き応援してまいりますと共に、北見さんのこれからのご活躍にもエールを送りたく思います。
認定NPO法人エク・プロジェクト
理事長 勝村 務