クァルテット・エクセルシオとは
迷いの無いリズム運び、これが常設の凄み!
日本では数少ない常設の弦楽四重奏団です。
私たちは3本の柱「定期演奏会」「現代曲」「アウトリーチ」を捉えて、弦楽四重奏の楽しみを広く知って頂くため、演奏活動を全国で展開しています。
2001年からスタートした定期演奏会では、ベートーヴェンの作品を必ず取り上げています。古典から近代までの弦楽四重奏の名曲を、じっくりとお楽しみいただけたらと思います。
多くの現代音楽祭や現代音楽シリーズでは、高度な技術や解釈による緻密な再現力を持つ演奏として、非常に高く評価されてきました。
アウトリーチを通じて音楽にふれあうことの喜びを体験してもらい、それまであまり出会いのなかった音楽の世界に、もう一歩足を踏み入れてもらいたい、音楽のすばらしさをより多くの人たちに知ってもらいたいという願いが込められている活動です。
受賞歴
1996年
・第1回東京室内楽コンクール第1位
・第2回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第2位
1997年
・青山音楽賞奨励賞(現バロックザール賞)
・リゾナーレ音楽祭にてマイカル賞
1998年
・リゾナーレ音楽祭にてマイカル賞
2000年
・緑の風音楽賞
・第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール最高位、同時にサルバトーレ・シャリーノ特別賞
2008年度
・第19回新日鉄音楽賞(現・日本製鉄音楽賞)「フレッシュアーティスト賞」
・第9回佐治敬三賞(「クロノイ・プロトイ」公演)
2014年度
・第16回ホテルオークラ音楽賞
出演履歴
・サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン
・NHK(NHK・BSクラシック倶楽部、名曲アルバム、FMリサイタル)
・新日鐵プロミシング・アーティスト・シリーズ
・カザルスホール倶楽部主催「プロジェクトQ」
・宮崎国際室内楽音楽祭
・別府アルゲリッチ音楽祭
・ゆふいん音楽祭
・第一生命ホール「クァルテット・ウェンズデイ」シリーズ、「クァルテット・ウィークエンド」シリーズ
・紀尾井ホール「日本の作曲 21世紀への歩み」シリーズ
・国際現代音楽協会「ワールド・ミュージック・デイズ」
・日本作曲家協議会「アジア音楽祭 2003 in 東京」
・第2回東アジア国際現代音楽祭
・草津夏季国際音楽アカデミー&フェスティヴァル 他
教育機関との連携
2007年より北星学園大学(札幌)文化経済学の一環として大学内のチャペルコンサートやゼミに参加、ゼミ学生の協力を得て札幌定期演奏会を開催。
2009年から11年まで慶応義塾大学(日吉)の有志教員による実験授業。
2010年~2016年『サントリーホール室内楽アカデミー』コーチング・ファカルティ、APA(日本アマチュア演奏家協会)、「ながらの春 室内楽の和 音楽祭 室内楽セミナー」など、後進の指導にもあたっている。
共演者(敬称略)
ピアノ
・ダン・タイ・ソン
・岡田博美
・河村尚子
・木村かをり
・小山実稚恵
・近藤嘉宏
・迫昭嘉
・萩原麻未
・若林顕
ヴァイオリン
・サシコ・ガブリロフ
・小林美恵
・天満敦子
ヴィオラ
・鈴木学
・柳瀬省太
チェロ
・ヴォルフガング・ベッチャー
・遠藤まり
・堤剛
・宮田大
・向山佳絵子
・山崎伸子
ギター
・大萩康司
・福田進一
・朴 葵姫
フルート
・工藤重典
・佐久間由美子
オーボエ
・ハインツ・ホリガー
・古部賢一
・吉井瑞穂
クラリネット
・カール・ライスター
・クロード・フォーコンプレ
・ペーター・シュミードル
・ポール・メイエ
・ミシェル・ルティエク
・亀井良信
・澤村康恵
・高橋知己
ホルン
・ラデク・バボラーク
ハープ
・景山梨乃
・吉野直子
弦楽四重奏団
・パノハ弦楽四重奏団
・ヘンシェル・クァルテット
・ミロ・クァルテット
・パシフィカ弦楽四重奏団
・ドビュッシー弦楽四重奏団
・新ブタペスト弦楽四重奏団
・プレアデス・ストリング・クァルテット
・ストリング・クワルテット・ARCO
・クァルテット・アルモニコ
・クァルテット奥志賀
・クァルテット・インテグラ
その他
・小松亮太(バンドネオン)
・通崎睦美(木琴)
・青木涼子(能)
・岸田今日子(朗読)
これまでに受けた助成
・財団法人松尾学術振興財団('96、'98、'00~'01、'03~'06年)
・財団法人日本室内楽振興財団('01年、'08年)
・公益信託ルイ・グレーラー記念室内楽基金('02年)
・財団法人ローム ミュージック ファンデーション('02、'05~'12年)
・財団法人野村国際文化財団('07~'12年)
・公益財団法人 青山財団('08~'14年)
・独立行政法人日本芸術文化振興会('14年~'18年)
・文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)対象公演('14&15年度東京定期、ラボ・エクセルシオ)
・文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)独立行政法人日本芸術振興会対象公演('16~'22年 東京、札幌、京都定期演奏会及びラボ・エクセルシオ)
・文化庁文化芸術振興費補助金舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援)独立行政法人日本芸術文化振興会('23東京、札幌、京都定期演奏会及びラボ・エクセルシオ)
海外公演
・2006年4月国際交流基金より派遣されウズベキスタンにて " International Festival of Contemporary Music "
出演、マスタークラスも実施
・2009年5月 ルーマニアにて国際現代音楽祭 "19th International New Music Week 2009 "出演
・2011年2月 ホノルル室内楽協会の招聘による "Honolulu Chamber Music Series "出演
・2012年11月 新日鉄住金 POSCO 音楽文化交流 2012年事業 POSCOコンサート出演
・2016年6月 ヘンシェル・クァルテット主宰 ゼーリゲンシュタット 小さな弦楽音楽祭 "Kleines Streicherfestival"
・2023年11月 昌原国際室内楽フェスティバル2023、「韓日友情音楽会」(ロッテコンサートホール)